2018年9月3日
「爪セミナー」足育研究会@東京医科歯科大学
2018.9.1(土)16:00〜19:00
足育研究会主催の「爪セミナー」があり聴講してきました。
肥厚爪、爪甲鉤彎症、二重爪、厚硬爪の原因・肥厚する仕組み・知識・医療現場での見解・最先端の治療方法など滅多に伺うことができない内容で大変勉強になりました。
第1部の講演いただいた東兎彦先生は「爪」基礎から臨床まで、という14,000円もする爪の教科書、バイブルともいえる本をお書きになった先生です。
第1部は3人の医師による講演でした。
正直、こんなに「爪」のことをこんなに丁寧に診てくださる医師がいるのかと驚きました。高山先生だけなのかとおもっていましたから。
病院での処置は、当院のような民間のフットケアでは当然できないことばかりです。
●抜爪(爪をひっこ抜いてしまうこと)
・手術は1〜2分で終わるから簡単
・爪を抜いてしまえば、次に生えてくる爪は100%健康な爪が生えてくる
・さらに手術で指の先端を切開し末節骨の骨切りをする
●薬の処方
●保険適用
男性の医師っていとも簡単に「爪?抜けばいいんですよ」っておっしゃるんですね。
私にはちょっと理解できない点でした。
私の妹が、足を踏まれて足の親指の爪がボロっと剥がれたことがあります。
皮膚科で処置をしてもらいましたが、1週間は痛がっていた記憶があります。
それに爪がないと歩きにくいんですよ。
抜爪して生えてくるまでの生活や見栄えなどは考慮しない感じでした。
爪がないってこんな感じです。
第2部は、民間サロンの症例報告でした。
参考になることもたくさんありました。
・仮説を立て試行錯誤しながら取り組んでいたことが良い方向だったこと
・今後の施術に取り入れてゆきたいこと
肥厚爪でお悩みの方の希望となりますよう今後も取り組んでいきたいと思います。