2018年7月12日
子宮筋腫全摘出手術 四谷メディカルキューブ 備忘録③
2018.3.30 いざ、四谷メディカルキューブ
拍子抜けするくらい病院らしくない。
会社の窓口のような受付。
手際よく案内していただき、いわゆる
「大学病院=待ち時間覚悟」
の心配は全くありませんでした。
受付だけで「ここにしてよかった」そんな手応えを感じていました。
担当医は、吉田愛せんせい
若くてキュートで、でもしっかり説明してくださって。信頼できる頼もしい担当医で良かったです。(この印象は、手術後もずっと同じです)
腹腔鏡下手術の説明を受けました。
腹腔鏡下手術という方法です。
おへその近くと下腹部とお腹の横の3箇所穴を開け、お腹を膨らまし子宮体部と子宮頚部、卵管を切除。(ちょっとビビる)
切除後、細かくして子宮口から排泄する。子宮口が固く開かない場合は会陰切開、または腹部を3センチほど切開する。(かなりビビる)
もちろん全身麻酔で順調に行けば3時間ほどの予定とのこと。
仕事復帰も退院後2週間後には可能。
図を書いて説明してくださいました。
子宮は赤ちゃんを産む際に使用する腔の臓器です。
卵巣はホルモン分泌を担う臓器なので、卵巣を取ってしまうと急に更年期の症状が出てしまうので今回卵巣に異常がなくてよかったです。
他の病院では、閉経させる注射「リュープリン注射」を使用し子宮を小さくしてから摘出手術する病院もあるそうなのですが、四谷メディカルキューブでは閉経に伴う症状を誘発してしまうからと一切使わないそうです。
かなり大きい子宮筋腫でも腹腔鏡で大丈夫です!となんとも頼もしいお言葉!
わたしの質問あれこれ
Q・子宮靭帯を切ってしまうことで卵巣の安定はどうなるのか?
(解剖図でみると卵巣は子宮や卵管と靭帯でつながっているため。広間膜は?)
A・卵巣と子宮腔での靭帯があるのでゆっさゆっさズレたりしない。真空状態になっているので動いたりしない。
Q・子宮頚部まで切除して縫い合わせて、子宮がないのに子宮脱(膣脱)みたいに下がってこないのか?
A・腹腔につなぎとめるので大丈夫。←(後に違う先生がそんなことはしないとキッパリ)
Q・運動はいつからできるようになるか?
A・3ヶ月位先
なまじっか解剖学を学んでいると突っ込んだ質問をして医師が「ん?」って顔をします。医師にとっては面倒な患者かもしれませんが納得行くまでお聞きしました。
生理中だったため後日2018.4.6 子宮体がん検査と血液検査をすることになりました。
結果は郵送でお知らせしますとのことで結果待ちはドキドキでしたが、結果は陰性。
ホッとしました。
貧血もなし。健康な体でよかったです。
これで手術に臨めます。