2020年10月12日
オキシトシンについて オンラインセミナー
あんなに暑かった夏が過ぎ、一番過ごしやすい秋になりましたが相変わらずマスク生活が続いています。
マスクの下、口元が緩んでくるとほうれい線が目立ってくるそうですよ。
日頃、見られているというのは大事ですね。
昨日10/11 Zoomオンラインセミナーを受講しました。
テーマは「人は皮膚から癒やされる〜オキシトシンの効果」
講師は、大美林大学教授 山口創先生です。
身体心理学という分野を研究なさっている先生です。
「身体」と「心」はつながっているといわれて久しいですが、主に 身体へのアプローチで心を変える そのホルモンとは?というとても興味深いお話を伺うことができました。
最近、健康情報番組でも耳にする「オキシトシン」
よく幸せホルモンとも呼ばれていますね。
爬虫類から哺乳類に進化したときに分泌されるようになったホルモンの一種。
・子宮で育てる・母乳を与える・体毛が生える
相手を愛おしむ事ができる生き物にしか分泌されないそうです。
テレビ番組ではオキシトシンの分泌を高めるためには
親しい人と触れ合う(ハグをする)
といわれていますが、まったく知らない人と触れ合ったり、ハグしてもオキシトシンは増えないし、むしろ減るそうです。
わたしの職業は、人の身体に直接触れることの多い仕事です。
お客さんは「触れられる側」
特に初めてお越しの方にとっては私は知らない人です。
お問い合わせ時の電話・メール・LINEの対応からはじまり、ご来店時にはリラックスできる雰囲気作りをし、笑顔で接し(今はマスクですが)、わかりやすい説明をし、私のことを信頼していただくよう心がけています。
そしてお客さんから「あなたを受け入れていいですよ」というサインを待ちます。
触れる行為は、相手の心に踏む込行為である
尊厳を持って、慈しみを持ってお客さんに触れる
施術者としては当たり前のことを、再認識し想いを新たにしました。