2019年3月4日
足部機能訓練セミナー受講@横浜
雨がしとしと降る中、3/3 足部機能訓練プロセミナーを受講してまいりました。全5回コースの第1回。
テーマは、「外反母趾、内反小趾、開張足」
特に中高年女性が抱えるトラブルの一つです。
筋力が落ち、骨も弱くなり(骨粗鬆症)足のアーチが支えきれなくなる状態です。
左の写真はわたしの足です。わたしもとっくに中高年の仲間いり。りっぱな外反母趾患者のひとりです(痛みはありません)
現在は、外反母趾、内反小趾、開張足への施術は、整体の療法とテーピングで骨の位置を正しい位置に戻す徒手療法を行っていますが、「運動療法」「継続してもらうセルフケア」というアプローチを加えることでより改善が早く、戻りにくい方法を学んでまいりました。
理学療法士、金森先生より変形のメカニズムの概論から。
すでに理解している部分でしたので新たな気づきもなく少々物足りない内容でしたし、運動療法やセルフケアについても足部のみへのアプローチ法なので全身の機能軸から考えるとこれだけでは難しいと感じることも多々ありましたが、いままでしっかり歪みや関節面を整えてもその状態を継続する筋力がないためもとに戻ってしまう、というわたしの改善点を払拭してくれる内容を得られました。
金森先生は「山のフドウ」に似てます(笑)by北斗の拳
セルフケアでは、おなじみタオルギャザーやセラバンドをつかった足底筋を強化する方法と指の角度を改善するゴムバンドを引っ張り合う方法でした。
正直「え、これかあ・・、古典的なやり方だな」とガッカリしていたのですが、私が正しいやり方を知らなかっただけでした。成果が得られなかったわけです。
前足部に体重をかけてのタオルギャザー
やってみるとわかりますが難しいです。恐ろしく疲れます。
いままで足首やふくらはぎの筋肉をつかってタオルを引き寄せてました。簡単すぎて足底の細かな筋肉がこれしきでトレーニングになるの?とおもっていました。
タオルギャザーも、
①正しい方法で、
②その筋肉に意識を向け、
③適切な負荷をかける、
④さらに継続する。
ことで格段に効果が得られます。
まずは自身の足で試してみます。そして外反母趾、内反小趾、開張足に悩む方やすべての女性の足部変形の予防に取り組んでゆきたいと思います。