2016年9月7日
更年期障害と副腎疲労
「急に汗が顔から吹き出すのよ」
「疲れがとれなくていつも身体がだるいの」
「生理不順でそろそろ閉経なのかしら?」
45歳〜50歳くらいの女性でこのような体の変化が現れると「更年期」という言葉が身近になってきます。
わたしの歳もアラウンド・フィフティ
いよいよかしら?とドキドキ待ち構えています。
● 更年期障害とは??
更年期障害は、女性ホルモンであるエストロゲンが、閉経が近付くにつれて卵巣から分泌されなくなるのに、脳からは「出せーー、出せーー」命令されるのですね。すると身体が混乱しホルモンバランスが崩れてしまい、様々な不調を引き起こす原因となります。
●更年期障害の症状はさまざま
・ホットフラッシュ(汗が止まらない)
・身体が重だるい
・頭痛、めまい、食欲不振
・気分の落ち込み
・人と会いたくない
・イライラする
・骨密度の減少
・生理がなくなることで女性性の喪失感 などなど
特に病院で調べても数値的に問題はなく「サボってるんじゃないの?」と周りの方に理解してもらえず、辛い日々を送っている方が多いのが現状です。
●更年期障害の救世主、それが副腎!
そんな危機的状況で身体ってスゴイことが起こるんですねー。
副腎(正確には副腎皮質)から分泌されるホルモンが、酵素の働きでエストロゲンにつくりかえられるようになります。
卵巣からのエストロゲンと比べたら少量ですがそれでも重要なんです。
すごいぞ、副腎!がんばれ、副腎!
●でも、副腎も疲れてる
50歳くらいの年代は、会社勤めの方は肩書が管理職になります。
主婦の方でも子育てが一段落したと思ったら親の介護がはじまる。
ものすごいストレスを抱えている方が多い世代です。
このストレスが副腎を疲弊させる主な原因です。
緩やかなエストロゲンの減少は更年期の体の変調にもうまく対応できるのですが、副腎もエストロゲンを作り出せない状態では、身体が適応できず更年期のつらい症状を引き起こしてしまいます。
●副腎を活性化する施術をします
実は整体で副腎の働きを活性化する施術法があります。
更年期障害の症状を一つ一つ対処療法的に行うより、副腎機能を強化するほうが根本的な改善に繋がります。
施術してすぐに症状が改善する感覚はないと思いますが、そういえば「あれ?なんだか良くなってる」「楽に身体が動くわ」「心配事が気にならなくなった」と身体に活力が湧いた感覚を感じると思います。
更年期のつらい症状でお悩みなら一度ご相談ください。
同じアラフィフ世代、一緒にがんばってゆきましょう。