2019年3月23日
前屈が苦手な方、タイトハムになっていませんか?
体の様々な不調の原因の一つに
「タイトハム」
があります。
「おいしいって噂のハムのこと?」ではなく
腿裏の筋肉ハムストリングスがタイト(硬くなる)ことです。
タイトハムの検査法は簡単です。
前屈ができますか?
からだの柔らかさのバロメーターとしてよく試していただく検査ですね。子供の頃は柔らかかったのに・・・という方も多いハズ(私もその一人です(TдT)
ハムストリングスはなぜ硬くなるの?
上の図のようにハムストリングスの拘縮、タイトハムの原因の一つに「骨盤の後傾」があります。日頃の姿勢がこのような状態では・・・・
骨盤が後ろに倒れる形になり、ハムストリングスやふくらはぎが常に縮んだ状態になるのでこれらの筋肉は徐々に柔軟性を失って硬くなってゆきます。伸びたり縮んだりしない筋肉は「動かなくていいんだ〜」と認識しいつのまにかどんどん縮んでゆきます。
ついでにお尻の筋肉も硬くなります。
動きにくくなるので歩幅も短くなりますよ。
骨盤後傾の弊害あれこれ
骨盤が後傾し、タイトハムになると
* 猫背になる(肩こりになる)
* おなかがたるむ
* おしりが垂れる
* 見た目がプラス5歳(老けて見える)
* 足がつりやすい
* 肉離れをおこしやすい
怖いですね(泣)なんとかしなければ!
タイトハムの改善法
① 長座の姿勢で膝を曲げたまま前屈します。
立位でもよいです。同じく膝を曲げたまま前屈します。
「膝を曲げたまま」というところがポイントです。
(膝をのばしたままですとふくらはぎの筋肉が介在してしまうので)
前屈は上半身の重みを利用して、きもちよく伸びてる〜、というところでキープして深呼吸を5回。
② 長座で前後にお尻歩き
おしりの坐骨を使って前に後ろに歩きます。腕を振るとやりやすいと思います。私は後ろが歩きにくいです。
効果が現れるには時間がかかると思いますが、頑張って続けてみてください。